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円1

2019.10.18
コラム

勉強を始める時間が実は重要だった!?

こんにちは。
今日は何気なく「すぐ勉強しなさい!」と言いがちなお母様にアドバイスしたいことがあります。
それは「いまじゃなく朝のほうが勉強ははかどりますよ!」という内容です。
一体どういう事なのか、理由と更に勉強の質が良くなるアドバイスをここでは紹介しますね。



「脳のゴールデンタイム」というのを聞いたことありますか?
実は、朝目覚めてからの3時間は脳が最も効率よく働く時間と言われています。
「海馬」と呼ばれる脳の領域が、前の日に記憶した情報を寝ている間に
取捨選択をして次の日の朝には新しい情報をインプットすることができる状態になっているのです。
そこに効率的に記憶するコツをお伝えいたします!


コツ1:「朝は前日の夜に暗記した問題を「アウトプット」させよう!」
朝は前日に暗記した内容が記憶として残っている状態なので、朝にその記憶があるうちにお子さんにノートをまとめさせる・問題演習などを解かせるなど、アウトプットさせましょう。逆に夜のうちに規則性などの暗記物は覚えておくのが重要ですので一緒に方程式や英単語など暗記したことを繰り返し確認してあげましょう。夜と朝の脳の働きを意識することによってお子さんに効率の良い勉強方法を身に着けさせましょう!

コツ2:「目覚めたら陽の光を浴びてますか?」
とても単純なことかもしれませんが、朝日を浴びるということは一日の中でも重要な行動です。せっかくお子さんを早起きさせて勉強させる際に、見るからに全然はかどらず頭がぼーっとしてしまっては意味がありませんね。実際に朝に日光を浴びると「セロトニン」という神経伝達物質が体内で生成されて脳が活性化する働きを助けてくれます。他には朝日を浴びることによってビタミンDが生成されることも分かっています。まずは朝起きたらカーテンを開けて一緒に朝日を浴びてお子さんの早朝勉強の質を高めましょう。

コツ3:「お子さんのノートはわかりやすいノートですか」
学習の質をあげるためには「ノートを取ること」が有効という研究結果が出ています。
プリンストン大学やカリフォルニア大学の教授らで実際に生徒に対して「様々な方法でメモをする」という実験を行ったところ、手書きでメモをとったグループはパソコンでメモを取ったグループより良い成績を残したという結果が出ています。
ペーパレスが進む中、学校でもタブレット使用や家でのスマホを使った勉強など増えている状況ですが、紙に実際に手書きでメモを取るという行動は、内容をある程度理解してからまとめる必要があるため、書きながら内容の主要な部分を掴むことができるといわれています。
「コーネル式ノート術」という方法はノートを3分割することによって、内容・項目・まとめをひと目で理解できる仕組みになっています。それに従って書くことによってより勉強した内容の質を高めて、記憶に残りやすいノートを作る事ができるのです。実際にお子さんだけでなく、保護者の方自身もノートでまとめる際使える方法なので一度試してみましょう。

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